超低カロリー!もずくの栄養と効果・効能!食べ過ぎの症状について

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もずくは独特のぬめりのある食感が特徴で、好きな人も多いのではないでしょうか。

そのもずくは、健康維持に役立つ嬉しい効果や、美容・ダイエットへの効果があるとされる優良な食材です。

ただし食べ過ぎには副作用あるので注意が必要です。

そんなもずくには、どのような栄養が含まれ、どのような効果・効能があるのか、賞味期限について掘り下げていきます。

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もずくの栄養・カロリーについて

もずくには主に、日本海に生息している天然のもずく「ホソモズク」と、沖縄で養殖されいている「オキナワモズク」があります。

日本で流通しているもずくのほとんどがオキナワモズクですので、オキナワモズクについての解説をしていきます。

もずくはビタミン類の含有量は少なめではありますが、フコイダンと呼ばれる食物繊維や、アルギン酸などを豊富に含む、健康効果が期待できる食物です。

カロリー

  • 100gあたり…6kcal
  • ご飯茶碗1杯が240kcalなので非常に低カロリーと言えます

もずく事態は非常に低カロリーですが、もずく酢などは調味料が含まれるので1色あたり30~40kaclになると思われます。

フコイダン

もずくには水溶性食物繊維のフコイダンが含まれます。

フコイダンはもずくのぬめり成分の1つで、様々な健康効果が期待できます。具体的には以下の通り

  • 血糖値の上昇を防ぐ効果
  • 血液をサラサラにしてくれる効果
  • 肌の保湿などの美容効果
  • 免疫力を高める効果

フコサンチン

海藻類に含まれているカロテノイドの一種で、体内に吸収されると余分なエネルギーを熱に変える働きがあります。

体内の脂肪の燃焼を促がされることで、ダイエット効果などが期待できます。

アルギン酸

もずくぬめり成分の1つ。

余計な塩分の排出や、悪玉コレステロールの排出などの働きがあり、高血圧の防止などに効果が期待できます。

ビタミンA

目の健康維持や、免疫力の向上に効果が期待できます。

ビタミンK

骨の形成に必要不可欠な成分であり、骨粗しょう症の予防などに効果が期待できます。

葉酸

ビタミンの一種で貧血の予防や動脈硬化の予防などに効果が期待できます。

ミネラル類

カリウム

カリウムは余計な塩分を体外へ排出する働きがあり、高血圧の予防やむくみの予防に効果が期待できます。

カルシウム

日本人に不足しがちなカルシウムですが、もずくは牛乳と同じくらいのカルシウムを含んでいます。

健康な骨や歯の形成に必要なのはもちろん、ストレスの軽減などの効果が期待できます。

マグネシウム

カルシウムと同時に摂取することで、骨のカルシウムを吸収のサポートをしてくれます。

ヨード

適量のヨードを摂取することで、薄毛・抜け毛の予防に期待できます。

ただし取り過ぎてしてまうと、甲状腺ホルモンの働きが低下し逆効果になる場合も。

1日摂取量の目安が最低0.15mgで上限3mgとなっていますが、もずく酢1パックあたり2.6mgのヨードが含まれていると言われるので、1日1パックに抑えたほうが良いでしょう。

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もずくの嬉しい効果・効能について

ダイエットのサポート

もずくは食前に食べることでダイエット効果が期待できます。

もずくは非常に低カロリーな食材であり、食物繊維であるフコイダンを豊富に含んでいるため、腸内で膨らむため食べ過ぎを防止してくれます。

また、フコイダンには糖質の吸収を穏やかにする働きもあるため、余計な糖を脂肪に溜め込むことを防ぐ効果が期待できます。

さらに、フコキサンチンには脂肪を分解し燃焼しやすくしてくれます。

これらの効果により、ダイエットのサポートに向いている食材と言えるでしょう。

免疫力の向上

もずくに含まれる食物繊維のフコイダンやアルギン酸は、腸内の粘膜を保護したり、善玉菌の餌となることで腸内の環境を改善する働きがあります。

アルギン酸にはさらに、腸内の有害物質のデトックス効果もあります。

腸内の環境が整うことで、免疫力の向上に効果が期待できます。

生活習慣病や糖尿病の予防に

フコイダンには糖質の吸収を緩和し、血糖値の上昇を防ぐことで、糖尿病の予防の効果が期待できます。

また、フコイダンにはコレステロール値を下げる働きがあり、血液をサラサラにしてくれ、高血圧や動脈硬化などの予防につながります。

さらにもずく酢にすると、酢のもつ血液サラサラ効果もあり、さらに効率的でしょう。

胃の健康維持

フコイダンには胃潰瘍のもとにもなる「ピロリ菌」から胃壁を守る働きがあるので、胃の健康維持に効果があるとされています。

また、フコイダンには胃潰瘍の予防だけでなく胃潰瘍の改善にも効果があるとされています。

肌や髪を美しく保つ

フコイダンやアルギン酸は、水分を保持する能力が高いため、肌の潤いを保つ働きがあるとされます。

また、フコイダンとミネラル類の働きにより、白髪の改善や髪を美しく保つ効果も期待できます。

むくみの防止

アルギン酸は余計な塩分を体外へ排出する働きがあり、高血圧の予防やむくみの予防に効果が期待できます。

骨粗しょう症の予防

カルシウムは日本人にとって不足しがちな栄養素と言われますが、不足が続くと骨粗しょう症などの原因になってしまいます。

もずくには健康な骨の形成に必要な、カルシウムとマグネシウムが豊富に含まれているため、骨粗しょう症の予防に効果が期待できます。

もずくを食べ過ぎるとどうなる?

もずくはおいしいですが、食べ過ぎると以下のような症状がおこることもあるので注意が必要です。

便秘や下痢

もずくは食物繊維が豊富に含まれているため、消化には非常に時間がかかります。

そのため、食べ過ぎすると消化不良を起こしてしまい、便秘が悪化することも。

逆に人によっては、食物繊維が豊富なため、お腹が緩くなってしまったりすることもあるようです。

甲状腺の異常

もずく・わかめなどの海藻類にはヨードが含まれています。

このヨードを取り過ぎてしまうと、甲状腺肥大や甲状腺ホルモンの異常などの障害を起こすこともあります。

適量はどれくらいか

  • 1日もずく酢1パック

カロリーは心配ないですが、ヨードの面からみると、1日摂取量の目安が最低0.15mgで上限3mgとなっており、もずく酢1パックあたり2.6mgのヨードが含まれていると言われるので、1日1パックにするのが良いでしょう。

 

もずくの賞味期限・保存方法について

  • 市販のもずく酢…冷蔵で約30日
  • 生のもずく…冷蔵で2週間~3週間
  • 塩蔵もずく…1か月~半年

市販のパックはもずく酢の賞味期限が記載されているのでそちらを参考にしてください。

塩蔵もずくは食べる際には塩抜きしないといけないのですが、非常に日持ちするので大量に買う方にはおすすめです。

塩蔵もずくを塩抜きをしたら、冷蔵で5日程度で食べきりましょう。

まとめ

もずくには食物繊維のフコイダンが含まれていて、それが健康や美容に嬉しい働きをしてくれます。

しかも、夏バテ時でももずく酢は食べれるくらいさっぱりしているので、食欲不振時にも役立ちそうです。

ただし食べ過ぎには注意が必要なので1日1パックまでとしたほうが良いでしょう。

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  • この記事を書いた人

karen

30代、OLをしているカレンです。 美容や栄養に興味があり、雑誌やいろんなメディアから幅広く情報収集しています。 わかりやすく丁寧にをモットーに、調べたことを伝えられるよう、努力していきます。

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