めばちことはいわゆるものもらいのことです。
大阪方面では
もっぱらめばちこと呼ぶことが多いですよね。
医学的には麦粒腫(ばくりゅうしゅ)と呼ばれる目の疾患です。
人生に1度くらいなった人も多いのではないでしょうか?
目がかゆく腫れ上がり
まぶただけでなく気分も重くなるものです。
原因は主に細菌ですが
ストレスや疲れがたまり、
免疫力が落ちている時になりやすい病気です。
目を清潔に保っているつもりでも
めばちこになる人は、
まず免疫力の低下を疑った方が良いかもしれません。
栄養満点の納豆を食べるなど、
食生活や、生活リズムの改善を心がけたほうがよいでしょう。
そんなめばちこの原因と症状・治療方法を解説します。
SPONSORED LINK
めばちこの原因とは?
めばちこの主な原因は
まつげの根元に黄色ブドウ球菌という細菌が
感染することで起こります。
黄色ブドウ球菌は健康な人の
皮膚や手、毛髪など全身に存在しています。
普段は感染力が弱いため
普段であれば、なんてことはない細菌ですが、
ストレスや疲れがたまり免疫力が落ちていたり
目に怪我をしているなどの時に
目をこすったりすると感染してしまう恐れがあります。
免疫力が落ちる理由
免疫力が落ちる理由としては、
- お酒を毎日飲んでいる
- 睡眠不足が続いている
- 生活習慣が乱れている
- 喫煙をしている
- ストレスが溜まっている
などなど。
なかなか難しいですが、
お酒はほどほどに、バランスのよい食生活を送り
生活リズムを整えることが大切です。
バッチリアイラインがめばちこの原因に!?
アイライン。
メイクの中でも最重要ポイントですが、
こだわりすぎるあまり
まつ毛の内側まで書いたりしていませんか?
目のまわりはデリケートな部分。
傷をつけたり細菌が入ってしまったり
そのメイクがめばちこの原因になることがあります。
また、前髪が長く
目にかかるような人も要注意。
目に髪の毛がはいり
傷をつけたり、整髪料が目には入ったり…。
やはりめばちこの原因の1つになってしまします。
めばちこの症状とは?
初期症状
めばちこの症状ですが、感染してすぐは
- 目がごろごろする
- 目やにが出る
- 白目が赤い
- まぶたが腫れる・痛みを感じる
などの症状がでます。
このような症状が出たら
めばちこの感染かもしれないので眼科を受診するか、
市販のものもらい用の目薬などを差しましょう。
悪化すると…
初期症状が現れて放置しておくと、
まぶたに膿がたまり腫れてきます。
その後、膿が皮膚を破り出てきます。
気分は悪いかも知れませんが、
大体膿がでるとそのまま快方に向かいます。
ただし、病院にいかずに放置していると
まれに眼瞼膿瘍などに重病化する恐れがありますので
なるべく眼科を受診するようにしてください。
外傷や手術などの傷口から化膿菌が感染したり,副鼻腔炎,むし歯など目の近くの病気が広がって起こるもので,まぶたが開かなくなるほど赤く腫れ,発熱,頭痛などを伴い食欲不振,睡眠障害さえ起こしてくることがあります。肺炎から転移することもあります。早期に切開してうみを出すなど適切な処置をとらないと,炎症が目の奥へ進んだ場合に眼窩蜂巣織炎などを引き起こすこともあり,要注意の病気です。
引用:眼瞼膿瘍とは?
SPONSORED LINK
めばちこの治療方法は?
まずは早めの眼科の受診が基本です。
めばちこがまだ軽い状態の場合、
最近を殺菌する点眼薬や軟膏が処方されます。
適切な処置であれば、
1周間程度で治ると言われます。
症状が重い場合は、
点眼薬や軟膏の他に飲み薬も処方されます。
これを飲んでも治らない場合、
まぶたを切開し膿をだす手術をします。
手術と言っても大掛かりなものではなく、
まぶたを針でつついて膿を出す程度のものですので
安心してくださいね。
めばちこなったら心がけるべきこと
早く治すために次のようなことを心がけてください。
- 目を清潔に保つ
- 手や指を清潔に保つこと
- アイラインなどは控えること
- コンタクトレンズは控えること
- 目をこすらないようにすること
- お酒を控えること
どうしてもかゆくて我慢できない場合は、
まぶたを濡れタオルなどで冷やすと
痒みが引いて行きますのでおすすめです。
できるだけ目を直接触らないようにしましょう。
めばちこはうつる?
めばちこの原因は最近ですので
誰かにうつることはほぼありません。
仕事などに出ても迷惑をかけることはないので
安心してください。
まとめ
めばちこの原因は、
普段は他愛のない細菌に
免疫力の低下により感染してしまうことです。
目や手を清潔に保つことも大切ですが、
規則正しい生活を心がけ
細菌に負けない免疫力を作ることを心がけましょう。