ついにchromebookが日本で個人でも買えるようになりました。日本では今のところ、DELLとAcerの二択となっているようです。(今後各メーカーから発売が予定されています。)
私は日頃ブログなどを執筆しますが、今のところデスクトップしか持っていないため、セカンドマシンとしてお手頃なノートパソコンがあればと思っていました。
とくにハードな作業には使わないため、スペックはあまり必要ではなく、そこそこ使えて安いノートパソコンを探していたため、chromebookは狙いめかなと思っていたところでちょうどいいタイミングでの日本上陸。
これは買うしかない!と新宿のヨドバシカメラに買いに行ってまいりました。数日間、ブログ執筆などに使ってみたので使い心地などをレビューしたいと思います。
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選んだのはchromebook acer c720
私は日本エイサーの「chromebook c720」を購入しました。スペック的にはDELLでも良かったんですが、電気屋でも取り扱いがなかったためこちらを選びました。
ヨドバシカメラでの価格は税込みで約32,000円。それとポイントが10%で約3,200ポイント。実質29,000円程度で手に入れた事になります。
肝心のスペックですが、
- プロセッサ :Celeron 2955U(2コア/2スレッド、1.4GHz、キャッシュ2MB、TDP 15W)
- メモリ:4GB
- ストレージ:SSD 16GB
- ディスプレイ 11.6型(非光沢)、1,366×768ドット、タッチ非対応
となっています。やはりストレージ・メモリが小さいのが他のノートPCとの大きな違いと言えます。
とはいえ、軽量なOSであり他のソフトを入れないことやgoogleドライブに100ギガ無料がついてくるのでそんなに気にすることはないだろうと考え購入に至りました。
開封の儀
とりあえず開けてみましょう!ヨドバシではこんな包装をしてくれました。これで電車のるのは少し恥ずかしかったです。
開けるとこんな感じで説明書が入っています。といっても非常に薄く、見開き1ページで終わりです。
全部出すとこのようになります。電源アダプター類と説明書と保証書です。
本体。思ったより小さくなくいい感じです。
初期設定
開封が終わったら、薄い説明書に従って、コンセントにつなぎ電源を入れます。電源はキーボード右上のボタンのようですね!ではスイッチオン!
起動早いです!10秒かからないですね!起動の様子を撮影してみました。
やることは言語の選択と利用規約の承諾とGoogleアカウントの入力だけ。これらを済ませると、chromeの環境が同期が開始され、電源を入れてから3分ほどで使える状態になりました!こちらも早いですね。
youtubeを見てみました。もう普通に使えちゃうんだ…
chromebookの使い心地のほどは?
何日か使ってみての感想は、非常に満足しています。
今のところ複数のタブを開いてももたつくこともなくサクサク動いています。PC自体のCPUやメモリは貧弱でもOSが軽量だと問題ないんですね。
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初めてのトラックパッド
操作面でいうと、トラックパッドでの操作は初めての経験でしたがすぐ慣れました。2本指で上下することでスクロールしたり、左右にスクロールするとブラウザの戻る進むが操作できて結構便利です。
画像のトリミングや、テキストの範囲選択などのドラッグしながらガーッと広げるような操作はやはりマウスの方が効率が良いように感じます。慣れもあるのかもしれません。
ただし使い始めてまだ数日ですが普通にストレスは感じずに使えているので満足です。
キーボードは押しやすい
キーボードは押し心地もしっかりしており、文字の打ち込みはなんの違和感もありません。
違和感といえばファンクションキーがないことでしょうか。もともとファンクションキーがあった場所にはボリュームやブラウザ戻る・進むなどが行えるchromeboook独自のショートカットキーに割り当てられています。
個人的にカタカナや半角英数字に変換するようにファンクションキーを使っていたので、それがそれがないことに最初は違和感を感じましたが、普通の変換予測にしっかりと候補が出てくれるのでそこまで不満といった感じでは無くなってきました。
ストレージ容量は全く気にならない
ストレージは16ギガしかありませんが、基本的にローカルに何かを保存するということはなく、すべてgoogleドライブ上に保存されるので問題ありません。
chromebook acer c720を買ったら2年間のgoogleドライブ100ギガ無料権がついてくるので、容量も十分。むしろ常にクラウド上に保存されていることの安心感やメリットの方が大きいように感じました。
例えばこのPCが壊れたとしても、データは失われず、家のデスクトップPCを使えばすぐに作業が再開出来るというのは大きなメリットだと思います。
当然ファイルだけでなく、ブックマークやエクステンション、履歴なども同期可能ですので、家と全く同じ環境を自動的に保ってくれます。
その他の気になるところ
モニターはイマイチかなと。十分みれるレベルではありますが、文字のにじみや画像の発色などはお値段相応というか、まーイマイチです。もちろん作業に支障があるレベルではありません。
電源は約7.5時間持つらしいです。今、3時間ほど文字を打ち込みぱなしで、残りの電池容量を確認したところ残り4時間となっています。使用方法や設定にもよりますが、このままいくと実際は約7時間ほど使える計算になりますね。十分な時間だと思います。
重さは軽いと思います。
chromebookはブログ執筆には使えるのか?
今までブログを書くときに使っていたソフトは、
- Photoshop(画像加工用)
- マインドマップ(情報の整理)
- chrome(情報収集、執筆作業)
です。元々chromeを使っていたのでそこは問題ないとして、簡単な画像加工ができるアプリとマインドマップがあれば完璧です。
予想通りchromeのアプリは無数にあるのですぐ見つけることが出来ました。これがベストかはわかりませんがかなり優秀なアプリでしたのでご紹介します。
photoshopの代替アプリ「Pixlr Editor」
これが無料なのが信じられないほど高機能です。色調補正や指定サイズへトリミングなどphotoshopでやっていた作業はすべて出来ました。インターフェイスもphotoshopに似ているのでとっつきやすいです。
保存はgoogleドライブに任意のフォルダにできるので便利です。
マインドマップの代替アプリ「Mind Mup」
マインドマップは、特に複雑な機能は必要ではなく、シンプルでわかりやすく無料で使いやすいもの条件に探しました。いろいろとありましたがこのひとまずこのアプリに落ち着きました。
英語ですが簡単な単語ばかりでしたのですぐ使えます。こちらももちろんgoogleドライブに保存可能です。
ということで、必要なソフトの代替は難なくみつかり、ブログ執筆に必要な環境は整いました。
実際にchromebook acer c720で書いてみる
実際の執筆作業を行ってみた結果ですが、かなり捗ると言っていいと思います。
カフェなどで執筆すると家でやるより集中力が増すのはよく言われていることですが、実際やってみると本当にそのとおりだと思います。家だとだらけすぎて集中していないととが多いですからね。
今も近所のデニーズでやっていますが適度な緊張感があり、かなり集中出来ています。
家と同じchromeの環境やデータが常に手元にあり、さくさく動いてくれるのはかなりありがたいです。
iphoneでも出来なくはないんですがやはり文章量を考えるとキーボードで作業したいところ。ですがそんなに高スペックは必要ないんだよな、という自分にはぴったりだと思います。
気になった点はやはりwifiでしょうか?chromebookはネットに繋がらいとほとんど何もできなくなります。幸い今はスタバやデニーズなどいろんな場所で無料でつなげることができますし、テザリングにも対応しているのであまり気にはなりませんが、使う人の環境にとってはネックになるかと思います。
chromebook acer c720の総括
ブログは執筆するという用途から考えると、かなり満足しています。軽量で持ち運びやすく、クラウドにデータを保存していろんなデバイスから作業を再開できるので、すきま時間を無駄なく有効に使うことが出来ます。
家ではなかなか作業の集中できないから作業用のノートPCがほしいという人にも有効かと思います。レポート作成やデータ収集、文章の作成には難なく使えるでしょう。
なかでもChromeやgoogle のアプリをよく使う人ならかなり有効ではないでしょうか?
あとは耐久性が気になるところてすが、値段から考えれば1年使えればいいかなという気持ちで気楽に使っていきたいと思います。