今は治りましたが子供の頃、爪を噛む癖がありました。
大人でもたまに爪を噛む人がいますよね。実はそれらはストレスが原因になっている事が多いようです。放っておくと爪の形が元に戻らなくなってしまうので早めに治しておいたほうが良いです。
爪を噛む癖を治す方法と爪を噛む原因や心理を調べました。
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爪を噛むのはストレスの影響?
落ち着かない時やイライラしている時、貧乏ゆすりをしてしまったり、腕を組んだり、頭をかいたり…。人によって無意識にいろんな癖が出ますよね。私の場合は指の骨を無意識のうちにぽきぽきと鳴らしてしまいます。
これらは、精神が不安定なときに無意識の内に出てしまう癖であり、なんとか精神を安定させようとしている為に出ると考えられています。
そのような癖の一つに「爪を噛む」ということをする人がいます。
これも他の癖と同じように、こうすることで精神状態を安定しようとしているわけです。ただ爪を噛む癖によって精神の安定が一時的に得られても、様々な良くない影響があるので出来るだけ治したほうが良い癖と言えます。
爪を噛むことによる影響
爪を噛む癖による影響には次のようなものがあります。
指先が痛い
手の爪を無意識の内に噛んでしまうことを繰り返していると、どんどん爪が短くなっていきます。これ以上短くする必要がないのに噛み切ってしまうためです。
爪は本来は指先を守る為にありますが、短くなりすぎることでダイレクトに外からの刺激を指先が受けることになります。指先はとても繊細な部分。ちょっとした刺激でもとても痛く感じてしまうようになります。
歯並びが悪くなる
幼少のころから爪を噛む癖があると、歯並びにも影響があります。
爪を噛んでいる時、歯には非常に強い力がかかっています。しかも特定の歯だけ何度も強い力が加わっている状態です。
これによって歯並びが悪くなってしまうことは簡単に想像できますよね。歯並びが悪いと、全身に様々な悪影響を及ぼします。しかも歯並びを後から治すには非常に長い期間とお金が必要です。
衛生的によくない
衛生上の問題もあります。
手先や爪はなにかと物に触れる部分。手をこまめに洗ったとしても、目には見えない細菌・ウィルスが残っている場合があります。
噛むことにより、それらを口から体内に取り込んでしまう可能性が高いのです。特に子供の場合は、砂場であそんだり泥まみれになったりして遊ぶことも増えますし、手洗いもおろそかになりがちです。
免疫力の弱い時期に爪を噛む行為は病気の原因の一つにもなるので、なるべく控えるようにしたほうがよいでしょう。
爪が変形してしまう
いつも爪を噛んでいると、爪がボロボロになってしまいます。
名刺交換や握手をするときなどにボロボロの爪を見られるとみっともないですよね。それだけでなく、爪を噛む癖により、常に深爪の状態が続いていると深爪が通常の状態となり元々生えるべき場所まで生えなくなってしまう可能性も。
そうなる前に爪を噛む癖は治しておきたいものです。
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爪を噛むのは自傷行為の一つ
爪を噛むのは一般的にストレスが原因とされています。
精神的に不安定だったり、自分の欲求を押し殺してストレスが溜まってくると、自分の身体を傷つけることでこころの痛みを和らげようと爪を噛んでしまうことがわかっています。
イライラして貧乏ゆすりをしてしまうのと同じようなものかもしれませんね。意識してやっているわけではないだけに治すのも一苦労と考えられています。
大人と子どもの爪を噛む原因
子供の場合
子供の場合は親からの愛情が欲しい、親からの関心がほしい場合に爪を噛む癖を覚えることがあります。
寂しくて指しゃぶりをする子供がいますが、その延長で爪を噛むようになる子供もいます。
例えば、妹や弟が生まれた子供が親にあまり相手にされなくなり、爪をかむようになることが多いそうです。コミュニケーションをしっかり取るようにして、それらの問題が解決すれば自然と爪噛みも収まっていくことが多いそうです。
大人の場合
基本的には、子供から大人に成長するに連れて、精神的にも強くなってゆくので爪を噛む癖は治っていく傾向にあります。
大人になってからも爪を噛んでしまう人は、精神的に成長しきれておらずデリケートな人が多い傾向があります。仕事がうまく進まなかったり、人間関係の悩みからストレスが貯まり、ついつい噛んでしまうようです。
些細なことと割り切れない性格で深く考え込んでしまうタイプの人は気をつけたほうがよいでしょう。
爪を噛む癖を治す方法
原因を知る
爪を噛む癖を治すには、まずなぜ自分が爪を噛んでいるのかその原因を知ることが大切です。
爪を噛むことは精神的なストレスが原因であることが多いですが、単に爪を噛まないようにするだけではストレスの原因が解決されていないため、別の変な癖が出てくる恐れがあるからです。
子供の場合は、愛情を注ぐよう意識してみてください。なにか良いことをしたらきちんと褒めてあげたり、話をきちんとむきあって聞くようにしてあげたり。そうすることで子供にも愛情が伝わるはずです。
大人の場合は心療内科でカウンセリングを受けることも一つの有効な手段です。意外と自分の悩みを自分がわかってなかったりすることがあります。カウンセラーと話すことで初めて自分に隠れたストレスに気づくこともあるのでおすすめです。
ストレスを解消する
原因を知ったらそれを解決することが一番大切です。自分なりのストレスの発散方法をもっておくとよいでしょう。
大好きな趣味に没頭したり、ランニングなどの軽い運動が効果的です。
私の場合は、週末に目的地もなく自転車でサイクリングにでかけます。疲れるだけだと始める前が思っていましたがいざやってみるとスッキリするのがわかります。ストレスは測ることができませんが、おそらく発散しているだと思います。
ランニングもおすすめの運動のひとつです。シューズさえあれば始められお手軽ですし、走り終わったあとはウジウジしていた気持ちも吹き飛んでいます。
気づかぬうちにストレスは溜まっていくので、定期的に軽い運動を続けていくのがよいでしょう。
アイディア商品やテクニックで治す
ストレスを解消したとしても、長年の癖はついついでてしまうもの。
巷で効果があると言われている、アイディア商品やテクニックを試して見るのも効果的です。
ガムを噛む
ガムを噛むことでストレス発散にもつながりますし、不思議と爪を噛みたい衝動が抑えられるそうです。
爪を綺麗に整える
爪をやすりななどを使ってしっかりと整形したり、ネイルをして綺麗にすると、噛みたくなくなるようです。
せっかくこんなに綺麗にしてもらったんだからという気持ちになるのだと思います。
マスクをする
マスクをすることで無意識に噛もうとしても噛めないようにする効果が期待できます。
爪を噛むときは無意識だったり衝動的だったりすることが多いので、簡単ですが効果は大きいです。
爪にまずいクリームを塗る
爪に苦味のあるクリームを塗り、噛みたくなくさせる商品です。使ったことはありませんが、レビューを読む限り効果は期待できそうです。「マヴァラ バイターストップ」などで検索してみてください。
ただしストレスなどの原因が解決してなければ意味がありませんので、補助的な使い方をするようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしたでしょうか?
爪を噛む癖は、ストレスが原因になっていることが多く、ストレスをの原因を解決することが一番大切です。それができれば癖は自然と消えていくことが多いです。
また、自分なりのストレス発散方法を身に付けておくことも大切なことですね。子供の場合はアイディア商品なども補助的に使っていくのがよいでしょう。