はちみつの賞味期限をみてみるとメーカに寄って違いますが
2年~3年の間のものが多いですよね。
食品のなかではかなり長い方ですが…
はちみつ賞味期限は無いようなものです。
適切に保存したはちみつであれば基本的に腐ることはないので
100年前のものだって全然食べられるんです。
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はちみつは腐らない食品です
はちみつは基本的には腐りません。
というのも、はちみつつ自体が強い殺菌能力を持っていますし、
はちみつは水分が極端に少なく細菌が繁殖することが出来ないからなのです。
細菌がいなければ腐ることはありません。
ですから、天然のはちみつは腐らないんですね。
3000年前のはちみつが発見され
成分が変わっていなかったと
以前ニュースになっていたほどです。
ただし、天然ではない加工物が入っているはちみつの場合、
その成分によっては腐る可能性があります。
また、はちみつの容器の中に水分や異物が入り
それが原因となって腐ることがあるので注意。
一応、賞味期限はあるので確認してください
はちみつにも賞味期限が一応設定されてます。
日本の法律上、他の食品と同じように
賞味期限が義務付けられているからです。
国産メーカーの場合は、2~3年のものがほとんど。
腐るわけではありませんが、
はちみつの風味は時とともに少しずつ落ちていきます。
採れてから大体2~3年がおいしく頂ける
期間ですよ、という意味合いのようです。
実際、法律がなかったらはちみつに賞味期限はないようなものです。
賞味期限切れのはちみつでも
天然物で、適切に保存していたものなら
問題なく食べられますよ。
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はちみつは適切に保存しよう
はちみつの保存方法はとっても簡単!
直射日光を避け、
湿気の少ない涼しい場所で保管すればOKです。
また使用する時は、
清潔で乾いたスプーンなどを使って、
異物や水分が入らないように注意します。
こうするだけで、色の変化もほとんど起きませんし
長持ちさせることが出来ます。
冷蔵庫には入れない方がいい!?
食品を保存しようと思ったら
冷蔵庫に入れたくなりますが
はちみつに関しては冷蔵保存はしないほうが良いです。
結晶化してしまいます。
冬にはちみつが白く固まっているの見たことないですか?
あれが結晶化している状態で、
はちみつは冷やしすぎると
成分のブドウ糖が白く固まってしまうんですね。
14℃程度以下で結晶化するので、冷蔵庫は完全アウトなんです。
結晶化したからといって、品質には何の関係もありませんので
問題なく食べられるんですが、
使い勝手や見た目が気になってしまいますよね。
結晶化させたくないためにも
はちみつは常温保存しましょう。
結晶化したはちみつを元に戻すには?
結晶化したはちみつですが
意外と簡単に元に戻せます。
瓶にはいったまま湯煎するだけでよいです。
瓶のふたを開けて、40度位のお湯で
15分程度湯煎してください。
60度を超える高温になると、
風味が飛び、有効成分なども壊れていくので
熱くしすぎないようにだけ注意してください。
風味が落ちたはちみつの使い道
腐らないといっても、風味が落ちる前に食べきりたもの。
もし風味が落ちたのが気になるようでしたら
料理に使ってみてはいかがでしょうか。
砂糖の変わりに使うと、コクや照りがでて
美味しく仕上がります。
はちみつを料理に使う場合は
砂糖の7割程度を目安に使うようにしてください。
腐らないはちみつの賞味期限についてまとめ
はちみつは天然物で適切な保存をすれば
腐ることはありません。
賞味期限は風味を考えてのものですので
過ぎていても気にしなくても大丈夫です。
冷蔵にいれると結晶化してしまうので
常温で保存しましょう。